ひとりでレッスン。
昨日、ここちゃんの53回目のレッスンがありました。(レッスンカルテを遡り、数えてみた!)
いつもはお母さん(ここママ)と一緒に入室しているのですが、昨日は妹ちゃんのお世話があるということで、ここママと相談し、初めて一人でレッスンを受けてみることにしました。
約束の時間になると、いつも元気に「お邪魔しまーす!」と階下から聞こえるここちゃんの大きな声。
昨日は、いつもの8割くらいの大きさだったかな?
でも玄関まで迎えに行くと「ひとりだよ~」と笑顔のここ。
階段上がってレッスン室に入るまでずっとお喋りしているのは、きっと笑顔の奥の「不安」を隠すため。
ここちゃん、ピアノの前に座ったらスッとスイッチが入り、しっかりレッスンモードです。
こちらも合わせて先生モードON。
小さい子のレッスンでも、あえて難しい言葉(大人っぽい言葉?)も使ってみます。
初めて聞く言葉でも、先生が話したその言葉の前後から、自分で意味を知ろうと考えます。
そして、赤ちゃん扱いではなく一人前の人間として向き合うことで、子ども達の背筋がピン!と伸びるんです。
昨日のここちゃん、本当によく頑張りました。
譜読みも「次もやる!」と、最後まで読んでしまいました(*^^*)
完璧主義のここちゃん。
いつものレッスン中、少し違う音を弾いてしまった時などに、ぐすん(涙)と落ち込んでしまうこともあるのですが、昨日は始終この笑顔!
お母さんも心配されていた「気持ちのコントロール」、ここちゃんしっかり出来ていましたよ。
失敗を笑い飛ばし、気持ちを引き締め何度も挑戦し、成功した感想をしっかり話してくれました。
親が思っている以上に、子どもは大人になっているのですね(*^^*)
私もそうですが、子どもの成長は嬉しさ半分、寂しさ半分で・・・。
春から新一年生になるここちゃん。
ここママも今、こんな気持ちでいっぱいなのではないかしら。
ここちゃんが笑顔いっぱいでレッスンを受けられたのは、日頃のお母さんの愛情があるから。
ピアノ頑張れ!って応援してくれている家族がいるから。
そして教室の前でお母さんが車で待っていてくれてる安心感、必ず迎えに来てくれる安心感があるからです。
レッスンが終わり、玄関を出て行くここちゃんの後ろ姿は自信に満ち溢れていました。
いつかは訪れる母子分離レッスン。
ちょっと寂しいけど、良いことばかりです。
ここちゃんもまた時々、ひとりでレッスンにいらっしゃいな(^^)/